建物調査及び診断

建物、ビル等の経年劣化より起こる事故等を未然に防ぐために行う大規模修繕(改修)工事において、外壁の鉄部の錆やエフロレッセンスなどの見た目で分かる修繕箇所もございますが、建物の細かい部分の補強及び補修をする際に、目視では分かりかねる剥落予知のある部分及び、ひび割れ等を含め建物の修繕箇所を把握する為の工事となります。
それらは現地に置いての専用器具(打診棒、テストハンマー)による打診に加え、クラックスケール等を用いた目視による診断、調査を行い躯体及びタイル含め建物にあった修繕方法を提案するためにもつながる工事となります。

外壁下地補修工事

外壁下地補修工事は塗装を行うにあたり、コンクリート及びモルタル等が日差しや揺れなどによる劣化部分を把握し補修を行う工事となります。
下地補修工事の中にもコンクリートの繋ぎの役割を行う、鉄筋などの錆により膨張して剥離する爆裂というもの、モルタルや塗膜等の付着力低下により密着不良となった浮部分を注入または欠損、塗膜剥離といったものからひび割れをなおすクラック補修など建物にあった補修方法、材料を使用し建物の表面上だけではなく根本部分から耐久性を保つ為の工事となります。

タイル補修工事

タイル工事も下地補修工事と同じく、タイルの診断、調査を行ったのちひび割れや密着不良といった剥落の前段階の部分を撤去し張り替えを行なったり、アンカーピンニングエポキシ樹脂工法等を用いて付着力の低下している部分を固定し剥落防止の工事を行います。

外壁洗浄、クリーニング工事

外壁洗浄及びクリーニング工事は大規模修繕工事を行うにあたり下地補修やタイル補修といった建物の補修作業とは異なり高圧洗浄機や薬品を使用し、大規模修繕工事において施工不良を防ぐ為にとても重要な工事となります。防水工事や塗装工事はもちろんの事、コケやカビなど長年の日差しや雨により建物も汚れてしまっています。その汚れを取り除き施工する事によりより良い強度の仕上がりをお客様に提供できます。タイルの高圧及び薬品洗浄は劣化はしていないものの、コケ等の付着によりくすんでしまっているタイルや部分張替えを行った箇所をを薬品で洗浄する事により建物をより綺麗な仕上がりにする為に行っております。